「柿本人麿の歌に寄せる」

ひむかしの 野にかげろいの 立つ見えて

かえり見すれば 月傾ぶきぬ

雨に洗われて透き通る 群青の大空

雄々と輝き出ずる朝の光に 胸のときめき

返り見ると 淡く浮かぶ月が傾いている

何と美しい 雄大な今朝のドラマ

頼もしく清き美に 満たされる心地よさ

有難き大自然の営みに 賛歌を捧げた

柿本人麿歌聖の心を偲び

ありがとう ありがとう ありがとう