雲と山の端を金色に染めて 厳かに昇る朝日に
ありがとうと祈るとき われ自然の子なり
生きる喜び湧き出ずる
旅するとき どこまでも付き添ってくれる
美しい月の光が 愛しているよと 励ましてくれる
けなげに咲く小さな花に 可愛いねと語りかければ
ありがとうと 輝いてくれる
たくましい大樹の幹に抱きついて 君は立派だねと
ほめたたえれば 元氣がわくわく湧いて来る
大自然も 私達も 天意がつくり 育て給うた
愛の結晶 美の尊厳 眞実の智徳 と氣づかせてくれる
民族の心のふる里 古事記は 天意を あまのみなかぬしの神
自然と生命の結びを たかみむすびの神
人と人など類の結びを かみむすびの神として伝えている
天意と自然の眞実によって 大和民族は生かされ
智徳を学んで来た
天意を知り 天意を愛し 天意を生きる
天意は 天意に似せて 人をつくり給うた
そこに天命 発せり