石見銀山のことから 福井の山村体験を想い出しました。
11歳のとき 車も入ったことのない神秘の山村へ
山また山を越えて 疎開しました。
八幡神社の森を囲んだ 静かな村のたたずまいは
古来そのままの自給自足の暮しでした。
そこでは 金銭を見ることなく暮していました。
助けたり助けられたり ほめたりほめられたり
楽しく働き 楽しく集い
「もったいないのォ~」
「おかげでのォ~」
「ありがたいのォ~」
と喜びを交し合って 暮していました。
物の貧しさを知らず 自然が根づいた心が 美しいことばで心を結び
若者の眼も お役に立つことの喜びに輝いていました。
根のある暮しを みんなで創造していたのです。
現在は 根のない情報が 洪水のように流れ
このままでは 大切な根が押し流されてしまいます。
不幸なニュースやコワイ解説には 根がありません。
スイッチをOFFしましょう。
幸せの根が育つ 美しい情報にはONしましょう。
マスコミのみなさん、幸せを生む 根のある情報をお願いします。
みんなが望んでいるのですから・・・。
「もったいないのォ~」
「おかげでのォ~」
「ありがたいのォ~」
美しいことばに ありがとう。