「日本の経済と社会の軌跡と未来」4

(日本現代の軌跡)2

 

明るい時代は つかの間でした

1971年の夏 ニクソンショックで 円高不況となり

日銀の金融緩和が 資産バブルを招き

強度の引締めで 不良債権の山となり

デフレ不況と 財政出動の繰り返しの始まりとなりました

 

一方 石油ショックで 緊張した経済は 民の力 QC運動を展開し

「量から質へ」転換に成功

見事に世界一の工業技術大国となり 民族の力を示しました

 

その中で 情報技術は 絶え間なく発展し

国内では サービス業のチェーン化がブームとなり

街の表情を 一変させました

 

またスマートフォンが出現し 生活の中に

大きな地位を築きました

 

大きな政府から 小さな政府へ 小泉改革は

成功するかに見えましたが 小さな政府への壁は厚く

民主党政権を誕生させましたが 大きな政府への期待は

むしろ高まり 国民の意識は 迷ふばかりでした