「大和心よ 美しかれ!2」

小学6年の時 福井市に流れる足羽川の支流

味見川に息づいている 美しい山村に疎開し

古来からの生活習慣を そのまま体験しました

 

四季の移ろいと共に 健気に勤しむ生活の中で

おかげでのオー もったいないのオー ありがたいのオーと

感謝の言葉を交し合い とてもぬくもりのある人達が

暮らしていました

 

村のまろわに生きる喜びが 村人の瞳に輝き

笑顔にあふれ 厳しい労働も 家のため

村のためと信じ合い 喜び合って働いていました

 

来世も生れ合って この家に生れ

この村で生きたいと 家や村を大切に育てて

暮らしていました

 

敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花

 

本居宣長の詠んだ大和心が 山村に根づいていたのです