「傘寿」

冬の陽が 仏間に射し込んでいる

今日から 傘寿が始まる

 

母が遺影から ほほえみかけた

いつも すべてから 愛されてきた

すべてから 成長を祝福されてきた

いつしかそれが 人生となった

 

いつも夢を 聞いてくれる人がいた

いつも智恵を 褒めてくれる人がいた

いつも夢を 助けてくれる人がいた

 

今日から 傘寿が始まる

いままでが そうであったように

きっと 楽しい道が待っている

 

愛の感動に 胸を熱くしよう

それが人生の花道

愛された全てへ 報恩の道

 

傘寿を ありがとう

 

24日 詠む)